「産婦人科医・重見大介の本音ニュースレター」とは

このニュースレターでは、女性の健康や産婦人科医療に関わるホットトピックや社会課題、注目のサービス、テクノロジーなどについて、産婦人科医・重見大介がわかりやすく紹介・解説しています。基本的にエビデンスをベースとしつつ、「産婦人科医として実際どう思って/考えているか」の部分もお伝えします。加えて、「○○が注目されているけど、実は/正直言ってxxなんです」というような表では話しにくい本音も話します。

産婦人科医療、フェムテック、性教育などに興味ある方、SNSなどに溢れるデマやトンデモ情報に困っている方などにご覧いただけますと幸いです。また、ぜひこうしたことを学びたいと思っている男性にもご登録頂ければ嬉しいです。

このような方へオススメ!

・産婦人科医療や女性特有の健康問題に関心のある方
・フェムテックの情報を収集したいスタートアップ関係者・専門家
・未成年のお子さんがいて、性教育についての知識を求めておられる方
・「産婦人科 x 公衆衛生」に関心のある医療従事者
(・重見の頭の中を覗いてみたい方もぜひ!)

など。

有料登録は自由な金額を選んでいただけます(最低価格あり)。サポートメンバーの方は全ての有料記事をご覧いただけます(もちろん無料記事も読めます)。また、いつでも解約可能です。

【有料登録のメリット】

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  • 過去の記事もすべて閲覧できます

  • 各記事に著者宛のコメントが可能です(原則全てに返事を書いています)

  • 有料読者限定アンケートに回答していただけます(希望テーマのヒアリングなど)

  • 双方向性のあるオンラインイベントにご参加いただけます(不定期開催)

  • 一部が社会活動団体に寄付されます

皆さんと一緒に、本ニュースレターをより充実したものにしていきたいと考えております。ぜひ、ご登録をお願いいたします。

なぜニュースレターを使って発信しているのか

私は産婦人科医として10年以上診療に携わってきました。1000件以上の出産に立ち会いましたし、がん患者さんの担当もさせていただきました。産婦人科医としての仕事は大変ですが本当にやりがいがあり、私自身とても充実した気持ちで仕事に向き合ってきました。

一方で、専門医という資格を取る前後くらいに「もっと科学的根拠(エビデンス)をしっかり扱えて、論文を正しく読めるだけではなく自分自身で研究もできるような医師になりたい」と思うようになり、色々と調べた結果、公衆衛生を学びに大学院へ進学しました。その大学院が、私の価値観を大きく変えたきっかけになりました。

大学院では、臨床研究の知識やスキルを学ぶだけでなく、クラスメイトや教員とのディスカッションを通じて「公衆衛生学的視点で見えてくる、女性の健康に関する社会課題」に目を向けられるようになりました。それまでは比較的大規模な病院で勤務していたため、高度な治療が必要な患者さんへの治療方針についてディスカッションすることはあっても、社会に存在している様々な課題に目を向けてそれらをどう解決していくべきか、のような議論をする機会はほとんどなかったのです。

産婦人科領域における社会課題はたくさんあります。

・包括的性教育という概念の周知と実装の遅れ
・若い女性の痩せ指向とそれに伴う健康問題
・月経随伴症状による様々な負の影響
・避妊手段の少なさと不十分なアクセス
・子宮頸がん検診受診率とHPVワクチンの接種率の低さ
・妊産婦の自殺とそれに関連する周産期うつ病
など、あげればキリがありません。
こうした課題へ、私はそれぞれのフェーズに必要なアプローチを試みています。

データが不十分なのであれば研究やエビデンス構築を、エビデンスはあるのに社会に浸透していないのなら啓発活動や情報発信を、十分に知られているのに不便さが大きいならそれを解決できるような事業やサービス作りを。

本ニュースレターは、情報発信の手段の一つとして活用しています。
特に、SNSではオープンに発信しにくい「話題の深掘り」や、私自身の頭の中にある「想い」のようなものを皆さんへ伝えていく場にしたいと考えています。

ぜひ、応援の意味も込めて登録していただければ嬉しいです。

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重見大介について

産婦人科専門医、公衆衛生学修士、医学博士。
株式会社Kids Public 産婦人科オンライン代表。

2010年日本医科大学卒業。産婦人科領域の臨床疫学研究に取り組みながら、遠隔健康医療相談「産婦人科オンライン」代表を務め、オンラインで女性が専門家へ気軽に相談できる仕組み作りに従事している。
また、SNSやYahoo!ニュース個人オーサーとして積極的な医療情報の発信をしている。

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