妊産婦のコロナ対策、これからどうすればいい?〜エビデンスと最新情報から〜
こんにちは。本ニュースレターでは、女性の健康や産婦人科医療に関わるホットトピックや社会課題、注目のサービス、テクノロジーなどについて、産婦人科医・重見大介がわかりやすく紹介・解説しています。「○○が注目されているけど、実は/正直言ってxxなんです」というような表では話しにくい本音も話します。
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新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類へ
感染症法では、感染症について感染力や感染した場合の重篤性などを総合的に勘案して1~5類等に分類し、感染拡大を防止するために行政が実施できる対策を定めています。
新型コロナウイルス感染症の位置づけは、これまで「新型インフルエンザ等感染症(いわゆる2類相当)」とされていましたが、令和5年5月8日から「5類感染症」になりました。
5類に変更となったことで変わった点は、以下のとおりです。

厚生労働省. https://www.mhlw.go.jp/stf/corona5rui.html

厚生労働省. https://www.mhlw.go.jp/stf/corona5rui.html
なお、5類に変更となったことはあくまでも「感染症法上の位置付け」であって、「感染による危険が大きく下がった・なくなった」ことが理由ではありません。
特にもともとハイリスクグループに該当していた方々は、引き続き感染した場合の重症化リスク等が高いと考えられますのでご注意ください。
妊産婦へのコロナ感染の影響やワクチンの安全性・有効性は?
では、妊産婦についてはどう考えればいいのでしょうか。
2022年12月時点でのエビデンス等をまとめた私の記事をベースに、まず要点をおさらいしておきましょう。
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- 5 類に移行された後の新型コロナウイルスワクチンの妊婦への接種について
- マイオピニオン(私自身の考え・意見)
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