近年の不妊治療の現状は?年齢別の流産率・出産率は?最新データを解説
先日、日本産科婦人科学会から2021年の体外受精・胚移植等の臨床実施成績が公開されました。今回はこのデータをもとに、近年の不妊治療の現状や年齢別の流産率や出産率を解説します。
重見大介
2023.08.30
サポートメンバー
日本では年々不妊治療の実施数や不妊治療で産まれる子どもの数が増えています。日本産科婦人科学会では、不妊治療を実施するほぼ全ての国内施設へデータの提出を義務付けており、かなり網羅的なデータが集積されています。
先日、最新版のデータである「2021年の体外受精・胚移植等の臨床実施成績」が学会によって公開されました。どなたでもご覧になれる資料となっています。
今回は、このデータを用いて、近年の不妊治療(高度生殖医療)の現状や年齢別の流産率や出産率を解説します。