子宮が腫れてしまう「子宮腺筋症」を徹底解説! 〜検査・治療法、妊娠への影響、最新知見まで〜
今回は、この「子宮腺筋症」について、概要、検査・治療法、妊娠への影響、そして最新の研究でわかってきた知見などを含めて徹底解説します。
本ニュースレターでは、女性の健康や産婦人科医療に関わるホットトピックや社会課題、注目のサービス、テクノロジーなどについて、産婦人科医・重見大介がわかりやすく紹介・解説しています。「○○が注目されているけど、実は/正直言ってxxなんです」というような表では話しにくい本音も話します。
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この記事でわかること
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子宮腺筋症とはどんな疾患か
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発症しやすい年代
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発症するメカニズム(学説)
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主な症状
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どのような女性に起こりやすいか
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産婦人科で行われる診察・検査の内容
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主な治療法
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妊娠への影響
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最新の研究でわかってきた知見
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マイオピニオン(総合的な私個人の考えや意見)
子宮腺筋症ってどんな疾患?
子宮腺筋症は、簡単に言えば「子宮の筋肉の壁が分厚く腫れてしまい、主に月経の状態を悪化させてしまう疾患」です。(下図の右側の状態)
では、なぜ子宮の筋肉の壁が腫れてしまうのでしょうか。下図の右側の子宮では、ピンク色の子宮の筋肉の中に黒っぽい球状の異物がたくさん見えます。この異物は「子宮の内側にある"子宮内膜"に似た組織の塊」で、はっきりした原因はわかっていませんが、なぜか子宮の筋肉の内部にこうした組織が出現してしまうことで発症し、子宮が腫れてしまうのです。
この記事は無料で続きを読めます
- どんな症状が起きる?
- どのような人に多い?
- 産婦人科ではどのような診察・検査をする?
- 主な治療法は?
- 妊娠への影響は?
- 最新の研究でわかってきた知見
- マイオピニオン(私個人の考えや意見)
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