ティーネイジャーが抱える「月経の悩み」5選 〜対処法や注意点、受診の目安を解説〜
今回は、10代の女子にありがちな5つの月経関連の悩みについて、対処法や注意点、受診の目安をまとめました。また、保護者の方向けのアドバイスもお伝えします。
本ニュースレターでは、女性の健康や産婦人科医療に関わるホットトピックや社会課題、注目のサービス、テクノロジーなどについて、産婦人科医・重見大介がわかりやすく紹介・解説しています。「○○が注目されているけど、実は/正直言ってxxなんです」というような表では話しにくい本音も話します。
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この記事でわかること
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X(旧Twitter)で寄せられた「10代に知っておきたかった/10代に伝えておきたい、月経の知識」のコメント
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10代では月経周期がバラバラになりやすい理由、受診の目安
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「月経量が通常より多い」と考えるサイン・目安
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月経量が少ない場合の注意点
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月経痛に対する痛み止めの上手な使い方
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月経痛に対して低用量ピルは10代でも使えるのか
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月経前になると体調や気分が悪くなる場合に考えられる原因
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主な生理用品の種類と使い分けのポイント
X(旧Twitter)で募集したところ大きな反響が
実は、「10代に知っておきたかった/10代に伝えておきたい、月経の知識」をX(旧Twitter)で募集したところ、多くの反響・コメントをいただきました。
いただいたコメントを抜粋・整理すると、以下のようなものがありました。多くの方が「うんうん」と共感されるのではないでしょうか。
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月経の個人差はとても大きい(経血量、期間、随伴症状など)
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辛い月経痛は病気の可能性がある(=我慢してはいけない)
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10代のうちは月経周期が不規則なことも多い
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ピルで月経痛を緩和できる、そして10代でも可能
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月経の質(痛みや量など)が年齢によって変わる(個人差あり)
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卵子は生まれ持った数から減る一方である(自然に増えることはない)
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月経前症候群(PMS)について
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月経の悩みでも産婦人科を受診しても良い(妊娠だけではない)
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産婦人科受診時は必ず内診されるわけではない
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生理用品の種類と特徴
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生理用品の適切な包み方、捨て方
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不妊に関する情報(年齢を重ねていくと妊娠率が下がり流産率が上がる)
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ナプキンとは別におりものシートがある(下着を汚さずに済む手段)
きっと、誰しもが10代で充分な情報を取得できず、自分なりに工夫したり、誤解を持ったまましんどい時期を過ごしていたのではないかと思います。
こんな思いを、もうこれからの時代の10代にはさせたくないですよね。(これだけ情報過多の時代なんだから、こういう情報がいつまで経っても若者へ充分に届かないことには悔しさを覚えます)
ティーネイジャーが抱える「月経の悩み」5選
今回は、10代のティーネイジャーが抱える「月経の悩み」5選として、5つのテーマについて解説していきます。ぜひ、周囲のお子さんや生徒さんなどにも伝えてあげていただければ嬉しいです。
今回のテーマは以下になります。
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月経周期がバラバラだけど普通なの?
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自分の月経血の量って多い?少ない?
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月経痛はみんな辛いもの?
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月経前になると体調や気分が悪くなる...
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生理用品って何がいいのかよくわからない...
この記事は無料で続きを読めます
- 悩み(1):月経周期がバラバラだけど普通なの?
- 悩み(2):自分の月経血の量って多い?少ない?
- 悩み(3):月経痛はみんな辛いもの?
- 悩み(4):月経前になると体調や気分が悪くなる...
- 悩み(5):生理用品って何がいいのかよくわからない...
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