実は身近な性感染症6選 〜注意点、治療法など総まとめ〜
本ニュースレターでは、女性の健康や産婦人科医療に関わるホットトピックや社会課題、注目のサービス、テクノロジーなどについて、産婦人科医・重見大介がわかりやすく紹介・解説しています。「○○が注目されているけど、実は/正直言ってxxなんです」というような表では話しにくい本音も話します。
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この記事でわかること
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クラミジア:患者数や主な症状、妊娠中の注意点、治療法など
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淋菌:患者数や主な症状、妊娠中の注意点、治療法など
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性器ヘルペス:患者数や主な症状、妊娠中の注意点、治療法など
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尖圭コンジローマ:患者数や主な症状、妊娠中の注意点、予防のためのワクチン、治療法など
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梅毒:患者数や主な症状、妊娠中の注意点、治療法など
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腟トリコモナス症:患者数や主な症状、治療法など
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性感染症(STI: Sexually Transmitted Infections)とは、性的接触を通じて感染する感染症のことを指します。これらは、感染しても症状がすぐに出現しないこともあれば、外陰部のかゆみや発疹、おりものの異常、排尿時の痛みなどとして現れることもあります。
性感染症は、予防や早期治療が可能なものから、長期化・慢性化しやすいものまでさまざまです。基本的な予防策としては適切なコンドームの使用が、早期発見のためには定期的な検診が勧められます。なお、不妊の原因となるものや、妊娠前または妊娠中に感染してしまうと胎児や新生児に影響してしまうものもあるため要注意です。
今回は、最新の産婦人科診療ガイドライン2023年版も参照しながら、6つの代表的な性感染症(クラミジア、淋菌、性器ヘルペス、尖圭コンジローマ、梅毒、腟トリコモナス症)について解説します。
本記事で、主な性感染症については基本を全てマスターできますよ。
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