産婦人科医どうしのフリー対談(前編) 〜産婦人科を選んだ理由、変化をもたらした言葉〜

今回は、産婦人科医のみなみ先生と気軽な対談をしてみましたので、その内容をお届けします。前編は産婦人科を選んだ理由、人生で大きな変化をもたらした出会いや言葉についてです。
重見大介 2024.04.26
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読者の皆さん、こんにちは。
いつもニュースレターを読んでいただきありがとうございます。

普段、産婦人科医として女性の健康や産婦人科医療に関する情報をお届けする際には、その正確性やエビデンスを意識し、なるべくフラットな視点で解説するよう心がけています。

ただ、当然ですが産婦人科医にもいろいろな人がいます。医療としてはできるだけスタンダードなものを意識しつつ、患者さんの状況に沿って適切に調整します。しかし、人間としての経験や考え方は千差万別で、それが医師としての人柄や長所につながっていたりもします。

今回は、産婦人科医どうしの対談企画を実施してみました。
お相手は「みなみ先生」で、私もお会いしたことのあるとても素晴らしい先生です。

みなみ先生のプロフィール

産婦人科専門医。
女性のヘルスケアにまつわる情報を発信したいと思い産婦人科を専攻。医療情報にはあまり興味のない層にもアプローチするため、発信の仕方を模索している。趣味はミュージカル鑑賞とX(旧Twitter)。現在特に興味のあることは、産後ケアと性教育。

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今回の対談内容

  • 産婦人科を選んだ理由

  • 人生で大きな変化をもたらした出会いや言葉

  • 今悩んでいることや葛藤

  • 将来の展望や目標

本記事では、前編として1と2をまとめました。それではご覧ください。

***

自己紹介

重見:

はい、じゃあ始めましょう。今日はですね、産婦人科医同士の対談ということで、みなみ先生とお話をしていきます。じゃあみなみ先生、自己紹介を簡単にお願いします。

みなみ先生:

はい、みなみです。産婦人科で、もう六年目になりますね。専門医を二年前に取得して、現在は大学院生で三年目です。二歳の息子がいて子育てもしています。主にXで活動しています(笑)。

重見:

ありがとうございます。私は今確か15年目ですね。産婦人科専門医はだいぶ前に取得しましたが、最近は臨床よりも会社での事業や研究、情報発信などいろんな活動に注力しています。
それでは、よろしくお願い致します!

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続きは、3319文字あります。
  • 産婦人科を選んだ理由
  • 人生で大きな変化をもたらした出会いや言葉

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